技術書典生まれの即売会向けミニレジ「レジプラ」。技術書典4の開催を記念して、Kindle本「レジプラができるまで」の内容を無料公開。
デコレジプラ、略して「デコレジ」
私たちTFFは、ただ製品を販売するだけでなくユーザの皆さんにもっとレジプラを楽しんでもらえるようにと、日々アイディアを考えています。ところで、レジプラは本体に「桐箱」を採用することで様々なメリットを得ています。軽量であること、安らぎと癒しに満ちた雰囲気、木の良い香り......そして何より「加工しやすい」という点です。これは製造に便利だというのは先にお話した通りなのですが、実は「ユーザにも自由な加工を楽しんでいただきたい」という、私たちの秘めたる思いも込められているのです。シンプルな桐箱は、まさに自由なキャンバスです。スマートフォンのケースに代表される「デコ」文化を、ぜひあなたのレジプラにも取り入れてみましょう。例えば、
・下地を生かし、ニスを塗って家具調に
・ラインストーンをちりばめ、ゴージャスな雰囲気に
・塗装後に模様を描き、トライバル(民族調)に
・フィギュアを乗せる台を取り付け、キャラ推し用に
......などなど、アイディアは無限大。デコレジを即売会で使うことにより、あなたのブースはいっそう輝きを増すでしょう。世界で一台のマイデコレジ、制作された方はぜひTFFまでご連絡下さい。
ユーザ作例紹介
早速ですが、ピエール手塚さんから世界初(たぶん)のデコレジをご投稿いただきました。コンセプトは、「ボタンの白さを生かしつつ、おめでたい雰囲気に」とのこと。着色はアクリルガッシュ。赤を基調とし、ボタン周辺とロゴは金色に塗られています。側面は、上面を際立たせるため落ち着いた黒に。さらに金属を四方に取り付けることで、見事に高級感あふれる「和」テイストに仕上がっていますね。木の質感を生かすため、あえて下塗りを省くという工夫もなされています。ご投稿ありがとうございました!
アルミや柿渋バージョンを制作された方も。
レジプラ用アルミ削りだしケース完成しました、やってやりましたよ! pic.twitter.com/FTiCCPKrDg
— FOL@VF-1 RIDERS (@FOL_Shen) 2016年8月4日
柿渋塗はいいぞ。 #レジプラ pic.twitter.com/MWrXH042wI
— 常陸 湊@文フリ東京 オ-54 (@hitachi_minato) 2018年1月11日
さて、お付き合い頂きました『レジプラができるまで』も、これにておしまいです。Kindle本「レジプラができるまで」の内容を一部修正加筆してお届けしました。